福岡県の多重債務者の債務整理相談の体験談です

久留米駅

福岡県に住んでいる男性のケースです。

現在30代で外食サービスの会社で正社員として働いています。

毎月の給料は手取りで16万円ですが、6月と12月にそれぞれ20万円程度のボーナスが支給されます。

実家は同じ福岡県にありますが、大学を卒業して今の会社に入るころに独立して、現在は家賃6万円のアパートで生活をしています。

まだ結婚はしていませんが、結婚を約束した彼女がいて、彼女も同じアパートで暮らしています。

この男性は現在、消費者金融7社から合計350万円を借り入れしている、多重債務者です。

もともと洋服などのファッションや流行にとても興味が強く、大学生のころはアルバイトをしてほしいものを買っていましたが、そのうち車などの高額な商品もほしくなり、アルバイトの給料だけでは足りずに、クレジットカードのキャッシングをはじめるようになりました。

洋服などもクレジットカードで購入していましたので、現金を使った買い物に比べて金銭感覚がマヒしてしまったということもあるでしょう、知らない間に借入総額が大きく膨らんでいきました。

さらに、リボルビング払いにしていたため、毎月の返済額が増えることはなく、金利だけを支払っているような状態が続きました。

社会人になってアパートに引っ越しをすると、どうしても生活費がかかります。

新入社員ですので給料もあまり多くなく、男性は消費者金融から借り入れをするようになりました。

最初は1社だけでしたが、返済額を用意するために新たにもう1社から借り入れをするという悪循環に陥ってしまい、現在のように多額な債務を背負うはめになってしまったのです。

結婚を約束している彼女にはまだ多重債務のことを話せていないこともあり、結婚するまでになんとか借金をすべて返済したいと頑張ってはいますが、すぐに昇給をする見込みもなく、最近は気持ちばかりが焦るようになってきてしまいました。

自己破産を選択することもできませんので、現在はもっと給料の良い仕事はないか、休日は職探しを続けています。

福岡県　前田さん　21歳男性　社交飲酒店勤務

福岡県の中州は九州一の歓楽街で、昔からホストにあこがれてとあるクラブに勤めています。

元々は福岡県でも人口はまばらな田舎出身で、高校卒業してすぐ中州に出て働き始めました。

やっぱり都会での暮らしはすごいもので、こんなに煌びやかな世界があるのかと衝撃を受け、自分の価値観や考え方などが一変に変わったことは今でも記憶しています。

ただ実際にポストになって気づいたのは自分は全く売れないことで、仲間に合わせて身に付ける物にお金を掛けても外側だけがそれらしく見えるだけで、お客さんから指名を受けることはありません。

しかし一度も変わった価値観はそう簡単に治せるものではなくて、それどころか悪化する一方になり、一人前には程遠いにも関わらずお金だけはどんどん使うようになったのです。

毎日の飲み会やファッションなど売れっ子ホストは自分でお金をかけることなくお客さんからのプレゼントで賄います。

一方で自分はすべて自身の財布から出すしかなく、田舎者と悟られないよう変に見栄を張ったことも重なり借金が大きく増えて多重債務になりました。

借金といっても普通の借金ではありません。

ホストの場合は信用が低いので普通のキャッシングなどでは審査が通ったとしても限度額が低く、あっという間に多重債務になったうえにヤミ金にも手を出したのです。

最初は相手がヤミ金とは気が付かず仲間に紹介されて仲良くなった人で、ある意味では嵌められていたのかもしれません。

最初のうちは笑顔でこちらの言うままにお金を貸してくれたのですが、ある時にさすがに気になって今までの借金の総額を聴いたところ1000万円を超えているのです。

一気に酔いも冷めて相手の話しを聞いてみると、借金は1円も負からない事や今までの返済はすべて利子だけにあてられ元本は一向に減ってないことが分かったのです。

この酷すぎる多重債務に驚いて弁護士に相談して、ヤミ金については相手の情報を多く知っていたので何とか無事に解決して、今はキャッシングの方を地道に返済しています。