滋賀県の多重債務者の債務整理相談の体験談です

八幡堀まつり

滋賀県に暮らしている40代の女性のケースです。

現在は両親と実家に3人で暮らしていて、高齢の両親の介護をしながら、インターネットを使ったビジネスで生計を立てています。

もともとは地元にある中古車販売会社の事務職員として仕事をしており、当時の給料は手取りで20万円ほどありました。

ところが、30代半ばを過ぎたころに両親が相次いで介護が必要になってしまい、民間の介護サービスを利用するだけの経済的余裕がなかったこともあり、なくなく仕事を辞めて、自宅で介護をするようになりました。

もちろん、両親の介護年金だけでは親子3人が生活していくことは難しく、自宅でもできるインターネットを使った仕事をいくつか掛け持ちで行うようになりました。

仕事自体は順調ではありますが、やはり収入は厳しく、現在でも毎月の手取りは12万円ほどしかありません。

支出としては、光熱費や水道料金、女性の携帯電話料金、親子3人分の食費、そして両親の介護のために必要となるサービス利用料金などを含めると、10万円をこえてしまいます。

実家で暮らしていることもあって、自宅の老朽化も気になる程度になってきたため、さまざまなところをメンテナンスする必要がありますが、そのための資金を貯金する余裕もなく、お金に追われる毎日を送っていました。

そこで、女性は複数の貸金業者から借り入れを行う必要に迫られてしまい、現在では3社から合計で240万円の借り入れをするまでになってしまいました。

現在の収入では返済額を用意することすらままならず、返済額のための借り入れを続けています。

このままの状況が続くのであれば、自宅を手放さなければならなくなるだけでなく、それ以上に両親に十分な介護サービスを受けさせてあげられなくなるかもしれません。

女性自身も中年に差し掛かっているいま、親子3人の将来を思うと、とても暗い気分になってしまっています。

一刻も早く現状を打破したいという気持ちばかりが募りますが、外に出て働くこともできず、まさに八方ふさがりの状況です。

滋賀県　樟さん　男性52歳　メーカー営業職

私は自他ともに認めるほど面白みのない男性だったと言えるでしょう。趣味という趣味もなく、酒もタバコもギャンブルもやらないという無機質な生活を送っていたと思います。

そんな私が借金を作るようになったのは、ちょっとしたきっかけからでした。

私は滋賀県にある小さなメーカーの営業職をしています。

ある時、社内における慰安旅行で韓国に行くことになったのです。

この時、私自身は初めての海外旅行ということで、少しは浮かれていたかもしれません。

同僚と遊びに出かけるというのも初めてのことでしたので楽しい旅行になりました。

その中で私の人生観を変えてしまったのが、カジノです。

カジノと言うと、私にとってはお金を失うところというイメージしかありませんでした。

しかし、同僚に誘われて仕方なくついていったのですが、その夜に私は10万円も勝ってしまったのです。

今から考えると、完全なビギナーズラックなのですが、これが私にとってはとても大きなことでした。10万円と言うと、私の給料の半分程度の額です。

それがたった数時間で稼げてしまったことで、私の中でギャンブルというものの存在が大きくなりました。

結果、日本に帰ってからも私はどうしてもギャンブルがしたくなり、パチンコや公営ギャンブルに手を出します。中でも、私は競馬にすっかりとハマってしまいました。

気づけば、給料の大半を競馬につぎ込む始末です。

当然ですが儲けるほど勝てることはなく、当然ながら収支で見ればマイナスになります。

しかし、それでも次は勝てる、次で取り戻すという典型的なギャンブル依存症のようになっており、消費者金融での借金が膨らんでいきました。

たった3年ほどで総額500万円くらいは借金をしていたと思います。

返済額も月に10万円を超えるようになり、生活がままならくなって気づいたのです。

私は同僚に教えてもらった滋賀県内の弁護士事務所を訪れて相談することにしました。

私の場合、自己破産はできないとのことでしたが、他の債務整理なら大丈夫とのことで、

弁護士の先生にお願いしました。

大幅に圧縮もされたのですが、金利を支払わなくても良いというのが、私的にはとても大きかったです。