山梨県の多重債務者の債務整理相談の体験談です

山梨県・新日本三大夜景【笛吹川フルーツ公園から望む夜景】

山梨県に暮らす40代の女性のケースです。

現在60代の両親と実家で暮らしているこの女性は、4年前に勤務先の過重労働が原因でうつ病と診断され、その後3年間にわたり会社を休んで療養に専念しなければなりませんでした。

療養中には傷病保険を受けてはいましたが、それまでの収入と比べると大幅な減額になってしまい、彼女の収入だけで生活をしていた3人家族にとっては、うつ病による減収は大きなインパクトとなりました。

結果として、彼女は3年間の休業期間のあいだに、クレジットカードのキャッシングからはじまり、消費者金融3社からの借り入れを含めると、トータル4社から総額350万円もの借り入れをするはめになってしまったのです。

うつ病を患っている期間においては、冷静な判断をすることも難しく、両親のサポートのもとでなんとか生活を続けていくために努力をしなければなりませんでしたので、キャッシングや借り入れをするのは致し方ない部分がありました。

すでに父親も退職をして、年金の支給をまつ立場にありましたので、いろいろなアルバイトを試みてはいましたが、どうしてもまとまった収入にはなりませんでした。

このように、彼女にとってまとまった額の借り入れはどうしても避けることのできなかったものでした。

1年前にかつての職場に復帰をしていますが、いまだ完全に体調が回復していないため、朝11時から午後3時までの時短勤務で仕事をしているため、現在でも毎月の収入はかつての額面の3割減となっています。

そのなかから、休業期間中の借り入れの返済額として、毎月5万円を捻出しなければならず、とても苦労をしています。

あと数年すれば、両親に年金が支給されるようになりますので、収入の面ではある程度余裕ができるようになる見込みはあります。

そうなれば、毎月5万円の返済も比較的余裕をもって行えるようになりますし、今後高齢化を迎える両親や彼女自身のための貯蓄を、より積極的に行えるようになると考えています。

山梨県　前田さん　41歳女性　会社員

私は山梨県の甲府で、甲州ワインの製造会社で働く会社員でした。

私の住む山梨県特産のワインという事で、誇りを持って働いていました。

恐らく、人に言わせれば私はキャリアウーマンという感じで、その会社では珍しく女性でも出世を考えてバリバリと働くタイプの人間でした。

おかげさまで会社には恵まれて、女性の私でも他の男性と分け隔てなく評価をして頂き、私は40歳にして会社では最年少で部長になる事が出来ました。しかしそんな私も、ある時道を踏み外してしまったのです。

きっかけはある男性との、異業者交流会での出会いでした。

山梨県で行われた異業種交流会に、私は自分の幅を広げる為にもと思い、積極的に参加していたのですが、そこで貿易会社を営んでいるという、一回り年齢が上の男性と知り合いました。

彼は私の仕事の事も理解してくれて、ベストパートナーだと私は感じていたので、ゆとりがある時には彼と一緒に過ごす様になりました。

そんな彼の経営する会社がある時業績不振に陥り、事業資金が必要になったのですが、既に法人としても彼も、融資を受けられない状態にあるので、消費者金融から名義貸しで1000万円を借りてほしいという相談を持ち掛けられました。

私は彼の事を信頼していましたから、その相談を快く引き受けました。

しかし、その借金は返ってくる事はありませんでした。

結局彼の会社は倒産してしまい、法人と個人で数千万の負債を抱えたまま彼は夜逃げしてしまったのです。

そして私にも、名義貸しで借りた1000万円の借金はあまりにも大きく、これまでコツコツと貯めた600万円の貯金をすべて返済に回しても、まだ400万円以上が残るという絶望的な状況に、会社の顧問弁護士の方に相談する事にしました。

私の働きぶりなどを知っている弁護士さんからは、私の状況を考えれば債務整理を行うのがベストの選択だという事でした。

私は債務整理について詳しく知らなくて、大変不安な気持ちでしたが、弁護士さんが一から親切に教えて下さり、踏み切る事にしました。

今でも山梨の会社で仕事をバリバリとこなし、債務整理を行って良かったと切実に感じています。