埼玉県の多重債務者の債務整理相談の体験談です

大宮駅西口（さいたま市大宮区）

埼玉県内で一人暮らしをしている30代の女性のケースです。

ターミナル駅のある大きな市内のコーポタイプのアパートに住んでいて、毎月の家賃は8万円、東京都内にある会社に勤務していて月収は手取りで20万円です。

光熱費や水道料金、携帯電話料金などは合計して毎月4万円ほどかかっていますので、差し引き8万円から生活をやりくりしなければなりません。

将来結婚したときのために、着付け教室に通っていますが、そこでおすすめされて一目ぼれをしてしまった70万円の着物を衝動買いしてしまいました。

毎月5万円の14回払いにしてもらいましたが、生活費8万円から返済額を引くと、毎月3万円しか残りません。

食費や友だちとの交際費、女子会に参加するための費用などを考えると、とても3万円では間に合わず、はじめはクレジットカードのキャッシングから借り入れをスタートしてしまいました。

そのうち、キャッシングの限度額に達してしまったため、貸金業者から借り入れをすることに。

現在では、合計4社から借り入れをする多重債務の状態になっており、返済総額は80万円にまで膨れ上がっています。

借金の返済について両親に無心するにも、すでに父親は他界しており、母親は九州の実家で年金暮らしの身ですので、頼ることもできません。

現在勤めている仕事でも、昨今の不況のあおりを受けて、この先大幅に昇給するといったことも見込めません。

一般事務の仕事をしているため、手に職があるわけでもなく、より良い条件の会社に転職をするといった可能性も考えられず、

現状の状態を維持しながら、少しずつ借入金額が増えていくのを指をくわえてみているしかないといった、追い詰められた状態です。

毎月の食費を切り詰めたり、できるだけ外食をしないように努力はしていますが、友だち付き合いをやめるわけにもいかず、どうしても限界があります。

もっと家賃の安いところに引っ越すことも考えていますが、先立つ引っ越し費用を用意することもできない状態です。

埼玉県　長谷部さん　女性52歳　パート主婦

私は二人の息子がいるのですが、次男も無事就職が決まり、埼玉の実家を出ていく事となりました。

肩の荷が下りたと共に虚脱感が生まれ、それを解消する為に趣味を持ちたい、その様に思う様になりました。そんな時に、友人に勧められたのがオートレースです。

オートレースというのはバイクのレースなのですが、競輪や競馬、ボートレースと同じ様に公営ギャンブルとして認められているので、お金を掛ける事も出来ます。

私の住む埼玉には川口オートレース場があり、ここにはかつてスマップに所属していた森選手も所属しています。

最初は、単にイケメンのオートレーサーがバイクでかっこ良く走る姿を見たくて友人と一緒に通っていたのですが、徐々にオートレース選手の個性や魅力が分かる様になると、お金を掛ける様になりました。

最初は100円、200円といった小額を掛けていたのですが、何度か当選させたことで、もっと儲けを大きくしたいという気持ちで、数万円単位でお金を掛ける様になっていました。

今考えれば、友人がお金持ちだった事もあり、一緒に通っていた私は金銭感覚が当時はおかしくなっていて、バカなことをしたと今でもとても後悔しています。

私が持っていた、主人に知られていないヘソクリはあっという間に尽きてしまいましたが、家の貯金を使えばオートレースでお金を使っている事がバレるので、私はクレジットカードや消費者金融からお金を借り、借金を増やしていく様になりました。

今回の儲けで借金を変えそう、そんな気持ちで毎回借金を重ね、その金額は200万円以上に膨れ上がっていました。

利息の返済の為に主人に内緒で昼にスーパーでパートを始める様になりましたが、疲労から体を壊してしまい、返済が滞った事で借金の事が主人にもバレてしまい、修羅場となりました。

金額が大きすぎるという事で、主人と話し合った結果、債務整理を勧めるという形になり、弁護士事務所に相談しましたが、さすがに経験豊富な専門家なので、話していると胸のつかえが取れました。

債務整理は人生をリセットするのに最高の手段だと今では感じています。